ボードゲーム対決

皆さん。こんにちは。安川です。
最近まで冬だったのに、もうかなり暑くなってきてしまいましたね。春を楽しむ間も無く、半袖の季節がやってきてしまいました。

WESEEKでは、次々に新しい企画に挑戦するなど、新たなスタートを切っています。
又、春の到来とともに、フレッシュなインターン生も入ってきました。インターン生を暖かく出迎えるための企画も色々実施されていて、社内の交流もさらに深まってきています。

そうした社員同士の交流を活性化させる一助となっているのは、ボードゲームです。私は先日、WESEEKの皆さんと一緒に、このボードゲームをやってみました!

WESEEKには約20種類のボードゲームがある!?

WESEEKには、ボードゲーム好きが沢山いて、およそ20種類のボードゲームがあります。WESEEKにあるボードゲームは、2人~4人で遊べるものから、10人単位で遊べるものまで、種類が豊富に揃っています。その中には、WSDで購入した物も含まれています。

WSDとは?

WESEEKには、インターン生が考案したWSDがあります。
このWSD(WESEEK DOLLER)とは、WESEEK社内で流通している社内通貨のことです。実際に質量を持った硬貨や紙幣を使用するのではなく、仮想通貨として運用を行っています!

WSDについては、過去のWESEEKブログでも紹介しているので、そちらをご覧ください。
https://weseek.co.jp/blog/3018///

いつ、どのように開催される..?

ボードゲームは、社内のコミュニケーションツールであるslackで、「この日にやりましょう!」と誰かが言ったのをきっかけに、皆がそれに対し、「私も参戦します!」など反応を返して開催されます。大抵は、次の日がお休みの、金曜夜に開催されることが多いです。
また、特に「この日にやろう!」と事前に決めていなくとも、仕事の合間の休憩や、仕事終わりに、深夜のテンションで行うこともあります。

私が先日参加した時は、事前にslackで、私が皆さんに「この日にボードゲームやりましょう!」と発信したところ、何人かの方が「是非是非!」と返してくれました。そして、夜7時以降の、社員が退社していく時間帯にやりました。その時間帯にも関わらず、仕事を終えた人たちが、「自分もやりたい!」と積極的に集まってきました。

色々な種類のゲームがある中、皆さんの勧めで、私は今回、このコードネームに挑戦しました。

コードネームってどんなゲーム?

最大8人まで参加可能で、チームでの対戦型ゲームです。

上記の写真のように、25枚のカードを並べます。そのカードには、「イヌ」「ネコ」「ハチミツ」など様々な言葉が書かれています。

それぞれのカードは、赤色青色クリーム色(中立)ドボンなど4種類に分かれています。

赤、青の2チームに別れて、各チームから1人ずつスパイ役の人を決めます。スパイは上記写真のピンクで囲ったカードを見て、自分のチームカラーのカードの位置を確認します。そして、それを味方に引かせるためにヒントを出していきます。
例えば、スパイが、「イヌ」「ネコ」のカードを引かせたければ、イヌとネコの共通点を探し、それを表す言葉でヒントを出します。「イヌ」「ネコ」であればその2つを抽象化して「動物2」と表現できますね。
自分のチームのスパイのヒントを手がかりに、各チームはカードを引いていきます。その際、引いたカードの裏面が、自分のチームカラーであればOKです。そうでないカードを引いてしまうと、その時点で、相手チームのターンになってしまいます。

気をつけなければならないのは、カードの中にはドボンカードも混じっていて、それを引いてしまったチームはその時点で負けになってしまいます。

スパイの人とチームの人との信頼関係や連携の取り方の上手さで、勝敗が分かれます。特に、スパイの人には抽象化能力や、連想力、スパイ以外のメンバーには想像力が試されます。

いざ勝負!

第1ゲーム

6人いたので、3対3に分かれました。
私のチームには太田さん、手塚さん、
相手チームには、蛸井さん、為我井さん、増山さんがいました。

私たちチームのスパイ役には、インターン生の手塚さん、相手チームのスパイには、為我井さんがなりました。

私がこのゲームをやるのが初めてだったので、同じチームの太田さんが隣で丁寧に教えてくれていました。
私のチームは最初かなり優勢でした。

太田さん

なんか余裕だな

これ勝てそうですね

なんて二人で会話しながら、ゲームを楽しんでいました。というのも、スパイ役の手塚さんが、かなり分かりやすいヒントを出していてくれたからです。相手チームは、為我井さんの発想力についていけず、苦戦していました。
が、しかし...
後半に差し掛かってくるにつれ、相手チームが優勢に....。蛸井さんと増山さんの2人が想像力を極限まで働かせ、為我井さんが出す1つのヒントに対し、3つものカードを取るなど、ファインプレーを続出させていきました。
私たちはそれを見て焦り始めました。手塚さんも途中までは冷静にヒントを出してくれていたのですが、相手チームが有利になってきたところで、焦りが出てきてしまっているのが見て取れました。ヒントも徐々に難解になってきて、私たちも想像力を働かせるのに必死になっていました。

勝敗は..?

私たちのチームは、残念ながら負けてしまいました。人生初のコードネームで、負けてしまったことは、汚点でした。ただ、悔しい気持ちよりも、頭をフル回転させた楽しさの方が強かったです。

手塚さん

スパイ役って難しいな〜

第2ゲーム

気を取り直して!
このゲームから武井さんたちも加わり、チームを再編成し、4対3で勝負しました。

ちなみに、私のチームは武井さん蛸井さん増山さん武井さん為我井さんの4人構成でした。一方、相手チームは、太田さん手塚さん田村さんでした。

正直、チームが決まった時点では、武井さんがいるという安心感から勝利を確信してました....

私のチームのスパイは蛸井さん、相手チームのスパイは田村さんでした。

編成後のチーム連携は如何に..?

蛸井さんの素晴らしい連想力で、私たちのチームは初めは優勢でした。しかし.....蛸井さんがヒントで「月2」を出したことをきっかけに、私たちのチームはカオスと化しました。
「月2」とは、月から連想できるカードが2枚あるということです。選択肢のカードの中には、水星ボール望遠鏡、など、「月」から連想できそうなカードが並んでいました。

私たちは、「わざわざ月と言っているから、水星はないんじゃないか」「水星が入るなら惑星と表現するはずだ」、と推測。
はじめの内に、水星は選択肢から除外されました。

でもここからが、問題です。

増山さん

月ってことはボールも入るのでは?

武井さん

うーん、、はっ、閃いた!ウサギだよ!

増山さん

何でウサギなんですか?

武井さん

だって、月=ウサギ、ウサギ=ニンジンじゃない?

と言いながら、武井さんがニンジンのカードを指差します。

え、その発想は思いつかなかった!!

増山さん

え、それは深読みしすぎじゃ.....?

不安の声もある中、武井さんの素晴らしい想像力にかけてみることにしました。きっと、武井さんを尊敬している蛸井さんなら、同じ思考回路ができているはず...という一縷の望みにかけました。

対戦後、真実を確かめることに...
その結果、望遠鏡と、ボールが正解でした(泣)

武井さん

え、ボール!?あーー!深読みしすぎた!!

増山さん

やっぱほら!俺の言った通りですよ

苦笑しながら頭を抱える蛸井さん.....(笑)

勝敗は..??

実は、例の「ニンジン」がドボンカードだったのです(泣) よって、相手チームである、田村さんチームが勝利しました。
なんと...想像力の豊かさが裏目に出ることもあるんですね.. それがこのゲームの難しいところでもあり、面白いところでもあります。

またもや負けてしもた...
今度はもう少し、シンプルな発想をしていこうというチーム内での共通意識が出来上がりました。

第3ゲーム

今度は、私がついにスパイ役に抜擢されました!初めてのスパイ役、ドキドキが止まりません。相手チームのスパイ役は、太田さんでした!同じ戦略企画室の先輩ですが、負けない気持ちで頑張りました。

ゲームの中で、「ソウル」「糸」のカードを、味方チームに取ってもらいたかった私は、頭を絞りに絞って、「曲名2」というヒントを出しました。
「糸」は中島みゆきさんを連想し、すぐに分かってくれました。しかし問題は「ソウル」です。私はB'zファンなので、「ウルトラソウル」と掛けたつもりでした。我ながら天才的な発想力だと思いました。これなら皆んな理解してくれるはずだと。

これに対し、私のチームでは、様々な意見が飛び交っていました。

増山さん

ソウルは B.zのウルトラソウルと掛かっているんじゃ??

蛸井さん

え、でも安川さんからB.zなんて発想出るかな?

武井さん

そもそも世代じゃないでしょ

どうしよう..想像していた展開と違う....(笑)
この会話を側で黙って聞いていた私は、すごくもどかしい気持ちでした(笑)
スパイ役の難しいところは、自分チームのメンバー同士が上記のようなやりとりを繰り広げる中、ポーカーフェイスを保ち続けなくてはいけないところです。
こんなことなら、先に皆さんにB'zファンだということを公言しておけば.....!!

勝敗は..???

私のチームはまたもや負けてしまいました(泣)
やはり、私とB'zが結びつかなかったのが原因でしょうね。印象づけって大事です。

ラストゲーム

さあ4回目にして、ついに最終決戦となりました。
私たちのチームからの提案で、最終ゲームは、勝ったチームにポイント100倍付与しようという、ここにきて謎の新ルールができました。
私たちのチームは、それまで全敗だったので、ここで一発逆転を狙おうという魂胆だったのだと思います。

最終ゲームのスパイ役には、我チームのラスボスである、武井さん、相手チームからは、手塚さんが選ばれました。

増山さん

今までの対戦から、武井さんの思考回路はもう全てまるっとお見通しだ!これは勝てる!

いやーでも、かなり深い思考回路を持たないと厳しいかもな...

ファンタジー論争勃発

私チームの武井さんから、「ファンタジー」というヒントが出ました。私たちは、カードの中から、必死に、ファンタジーを連想させるものを絞っていきました。
ユニコーンや、シェークスピアなどが選択肢に挙げられるなか、私は、「雪だるま」も入るのでは?と提案しました。雪だるま=アナと雪の女王=ファンタジーを連想したからです。

が、しかし....

蛸井さん

いやいや(笑) 武井さんがそんなメルヘンな発想する訳ない(笑)

増山さん

確かに武井さんが、ファンタジーで、ディズニー連想するかな?(笑)

その二人の意見を聞き、確かに、武井さんがディズニーを関連づけてくる訳ないかと、なぜか納得してしまいました。こんな感じのやりとりが続き、何とか私たちに伝わるヒントを出すため、武井さんもいつになく、苦しい表情をしていました。

ゲーム終了後に分かったことですが、やはり私の読み通り、「ファンタジー」の中に「雪だるま」が含まれていたそうです。武井さんがまさか、そんなメルヘンな発想をお持ちだとは、誰も想像がつかなかった訳です。

勝利したのは??

見事、勝利を勝ち取ったのは、手塚さんがスパイを務めた、相手チームでした!
つまり、例の100ポイントは相手チームに渡ってしまい、自分たちで自分たちの首を絞めるような結果となりました。ショックです。
まさか全敗するなんて、チームが決まった当初は想像もしてなかったです....
相手チームは、私たちのチームより1人人数が少ないというハンディを背負った上での勝利だったので、対戦が終わった後、清々しい顔をしてました。それもまた、私たちの悔しさを倍増させてきましたが。

皆さんの感想

中々、いい試合が繰り広げられていたので、今回、ゲームに参加していただいた皆さんに、感想を聞いてみました。

相手チーム

手塚さん

自分たちのチームが強すぎたので、今度までに程よい手の抜き方を覚えてきます

おっと、強気の発言ですね(笑)

私のチーム

増山さん

今回は運が悪かっただけで実力のせいではないと思っています

はい、私も同意見です。実力のせいじゃないです、はい。

為我井さん

負けると悔しいので次回までに精進します

力つけて、次回は必ず勝ちたいですね

蛸井さん

白熱した試合があったり、1つのミスで大逆転が起きたりなど、非常に盛り上がってとても楽しかったです

4回戦とも全て白熱しましたね。こんなに盛り上がると私も思ってませんでした。

最後に

私は今回初めて、コードネームに挑戦しました。ボードゲーム自体は、プライベートで、昔に何回かやったことはあるのですが、久しぶりにやってみて、やはり楽しいなと感じました。

又、今回のゲームにより、これまで違うチームで関わりのなかったメンバーと交流することができました。一緒のチームになって、力を合わせることにより、一体感が生まれました。

ボードゲームを通じて得られることは、沢山あると思います。例えば、頭を使って考えることで、普段使わない脳を活性化できるということです。特に普段使わない脳の部位を使っている感覚があり、とても楽しいです。更に言うと、人と人との間に、一体感を生むことや、同じチームの人の思考パターンを理解することもできます。

そうした意味で、新生活が始まって間もない今の時期には、ピッタリなのではないでしょうか。

皆さんも、ぜひ、やってみてください!
新たな発見があるかもしれません。