WESEEK開発合宿2023開催!前編

みなさんこんにちは、そしてあけましておめでとうございます。WESEEK 戦略企画室の太田です。
11月になったのになんだか暑い日が続きますね…という導入文を書いていたのですが、ブログを書いている途中に年が明けてしまいました。

さて、昨年の出来事になってしまいましたが、WESEEKでは10月11日〜14日の日程で開発合宿を行いました!

前回から社員全員参加、そして最大3泊4日のボリュームたっぷりな日程で開催している開発合宿。今回はどんな内容になったのかをご紹介します!

前回の合宿の振り返り

まずは前回の合宿の軽いおさらいから…。

前回の開発合宿は「GROWI Dev Camp」と題して、WESEEKが中心となって開発を行っているOSSのナレッジベースGROWIの新しい機能開発に取り組みました。
普段GROWIを開発していないメンバーも含めた参加者を5つのチームに分け、チームごとにテーマを決めて合宿期間内に開発を進めていくというものです。

3日目には開発成果の発表会を開催し、「ユーザー/開発者に寄り添った機能開発」「UI/UX」「革新的なアイデア」という3つの評価軸に対して、お互いの開発内容の評価を行いました。

前回はデータベース機能を開発したCチームが総合優勝を飾りましたが、惜しくも優勝に届かなかった機能の中にも、現在実際にみなさんがGROWIで利用できる機能もあります!

  • お引越し機能
    • 利用中のGROWIから新しいGROWIへと簡単にデータを移行できる機能。
  • プラグイン機能
    • GROWIの見た目を変えるテーマや、ページに呼び出して使えるテンプレートなどをプラグインとして追加できる機能。

今回の合宿

実際のプロダクトに開発の成果が反映されるなど、さまざまな効果を残した前回の合宿。
その成功点・反省点を活かしつつ、今の社内事情にあわせた内容にするべく今回の合宿の計画が実行委員を中心にスタートしました。

私は今回も引き続き実行委員として参加しています!

開発テーマ

まず前回以上に難しかったのが、全体に提示する開発テーマの決定です。

  • GROWI Dev Campをそのまま引き継ぎ、毎年GROWIを開発していく合宿にする案
  • 社内で今盛り上がっているゲーム開発にみんなで挑戦しようという案
  • 新規プロダクトやサービスについて考える時間にしようという案(ビジネスコンテストに近い)

など様々な案が出たのですが、前回のそのままGROWIを題材にするのは少し新鮮味がなくて憚られるし、ゲーム開発はGROWI以上に開発に事前の準備や勉強が必要になるし…。と、これだ!という案はなかなか出ませんでした。

その中で最終的に出てきたのが、ビジネスコンテストのようにマーケティング的な売上という視点を評価項目に入れるのはどうか?というアイデアでした。
前回は技術力やプロダクトの使いやすさなど、開発の結果が評価に直結するような項目しかありませんでしたが、マーケティング的な視点はアイデアも非常に重要になります。

「売り上げを向上させる(収入を増やす)という視点だけではなく、人件費の削減なども含めた利益向上として広く捉えるとさらに自由度が増すのではないか?」というマーケティング推進室からのアドバイスもあり、
現在マーケティング推進室が力を入れているプロダクトGROWI.cloudに焦点を絞った「GROWI.cloud の利益向上につながる開発・新規提案」というテーマで今回は開発を行うことになりました!

評価軸

今回も前回同様合宿最終日に成果発表会を行い、各評価軸で最も優れているチーム、総合優勝を決定します。

今回の評価軸は
Open Hack Uの評価軸を参考にさせていただき、こちらの4つになりました。

  • 発展性(利益増加)
    • プロダクト・サービスを導入した結果、GROWI.cloudの利益増加はどの程度期待できると感じたか?
  • 再現性(実現可能性)
    • 発表でのプレゼンやデモを通じて、プロダクト・サービスの実現可能性がどれほどあると感じたか?
  • 新規性
    • 発表でのプレゼンやデモを通じて、プロダクト・サービスの新規性がどれほどあると感じたか?
  • 技術性
    • 発表でのプレゼンやデモで、プロダクト・サービスの開発がどの程度進んでいたか? また技術選定が適切だったか?

発展性(利益増加)と再現性(実現可能性)が比較的マーケ寄りの評価軸、そして新規性と技術性は比較的開発寄りの内容になっています。

記念グッズ

合宿当日までにも社内を盛り上げていくべく、実行委員は他にも密かに様々な準備を進めていきました。
まずは、前回も作成した合宿のロゴと優勝記念グッズ。

昨年は実行委員の増山くんから、

合宿の場所が高尾山なんで、GROWIくんと天狗がバトルしてるみたいな、もしくは一緒に高尾山のリフト乗ってるみたいな…。
なんかそんなカッコいいイラスト描けませんか?!太田さん!

という難しい注文を受け、それはさすがにきびしいぜ…😭と私がうんうん唸りながら描いた優勝記念パーカーのデザインがこちら。

昨年の優勝記念パーカー

昨年の優勝記念パーカー

どうにかかわいい仕上がりにはなり、今でも時々社内で着てくださっている方がいらっしゃるので嬉しい限りなのですが、やはりデザイナーの方の力ってすごいんだなと実感させられた出来事でした。


ですが今回のWESEEKは一味違います。
そう、今は本職のデザイナーの方が社員としていらっしゃるのです…!!!

ということで、今回我々はデザイナーの社員 ふみやさんに合宿のロゴ・優勝記念グッズのデザインを依頼。
ロゴは今回も会場となる高尾山をモチーフにしつつ、WESEEKの頭文字「W」もどこか連想できる絶妙なかわいいデザインとなっております。

ふみやさん作成の合宿ロゴ!

ふみやさん作成の合宿ロゴ!

成果発表会で優勝者にお配りするスペシャルなグッズは後ほどご紹介します。

意気込み動画と+α

そして、グッズ以外にも前回大盛り上がりだった意気込み動画。
前回の実行委員が頑張ったものをどうにか超えていかないと…。という謎のプレッシャーに襲われながら、作成を進めました。

今回は、合宿直前に公開する意気込み動画だけではなく、ふみやさんに作成していただいたロゴや賞の情報を少しづつ公開していくニュース風の動画も作成し、社内全体に公開しました。

動画には、実行委員の堤さんがリポーターとして出演された他、謎の世界的デザイナーであるフミーヤさんも出演?
公開するたびに、社内の合宿への期待度が高まっていくのを感じられてよかったです。

リポーターの堤さん

リポーターの堤さん

謎のデザイナー、フミーヤ・サトさん

謎のデザイナー、フミーヤ・サトさん


そして、満を持して合宿の1週間前に公開した意気込み動画では、全チームの代表者が同じ場所に集った記者会見の様子をお届けしました。

記者会見参加者で記念撮影

記者会見参加者で記念撮影

昨年の意気込み動画を経ているからか、各チーム動画準備に予想以上に気合を入れてくださって、途中でドリルが乱入したり、名言が生まれたり、どこかで見たことのある黄色いパーカーを着たりょろゆきさんが登場したりと、盛りだくさんの内容にすることができました。

社内の雰囲気もアチアチになったところで、合宿開始です🔥

合宿当日

1日目

ずっと冷たい雨が降り続いていた前回の合宿とは打って変わり、今回は気持ちいい秋晴れからのスタート。心なしか少しぽかぽか陽気です。

今回も、会場は高尾山口駅目の前のタカオネさんにお世話になりました!
社員は全員参加、そしてマーケティング推進室の田中さんと細川くんも参加して25人、5チームに分かれての合宿となります。

いかに開発を進めて完成度を高められるかはもちろんですが、マーケティング的な視点もポイントとなってくる今回の合宿。マーケティング推進室のお二人の活躍に期待です。

気持ちのいい秋晴れの中、宿泊場所に向かう一行

気持ちのいい秋晴れの中、宿泊場所に向かう一行

開会式

開会式

お昼過ぎに宿に到着してから、1日目は各チームに分かれてひたすら開発!!!
開会式が終わるやいなや、まずは前回の優勝チームと全く同じ行動をしようと高尾山名物のそばを食べにいくチームや、コンビニでたくさん食料を買い込んでひたすら開発に勤しむチームなど、各チームの特色が見られました。

とろろそば

とろろそば

今回は、ご家庭の事情などで1日目リモート参加の方が集まったチームを結成する実験的な試みも行いました。
オフィスで集まれる人は集まって作業をすることで、現地にいなくても比較的スムーズに開発が進められていたようです。

デザイナーふみやさんを擁するDチーム

デザイナーふみやさんを擁するDチーム

マーケの田中さんを擁するCチーム

マーケの田中さんを擁するCチーム

2日目

2日目のお昼には1日目リモートだったメンバーも現地に合流し、昨年と同様全員社長会議を行いました。
これは、参加者全員がWESEEKの経営者という立場になったと仮定して、今後のWESEEKをどうしたいか考えたり、WESEEKが将来的にどうしていくのか気になっていること、現時点で問題だと感じていることなど、WESEEKの未来に関わる話題を広く話す会議です。

前回からの改善点として、会議を前半と後半に分け、前半部分は参加人数を分割した会議とすることで、より多くの人が発言しやすくなるように工夫をしてみました!

全員社長会議 グループごとの第一部

全員社長会議 グループごとの第一部

合宿開催前に社内から議題を募り、今回は「クレド棚卸し(クレドについての意見を広く求める)」「第二世代コアメンバーの育成&採用するには?」「もっと多くの取引先から仕事をとってくるべき?」などなど幅広いジャンルの議題が集まりました。

全体で話をした第二部

全体で話をした第二部

各グループの代表者が話した概要について発表

各グループの代表者が話した概要について発表

前半部分の議題となっていた「クレド棚卸し」では、WESEEKのクレドがエンジニアのみに適用されるような内容で、企画室やマーケティング推進室が対象になっていないのではないか?という点や、各クレドについてもっとこういう表現に変えた方が良いのではないか?などの意見が交わされました。

ホームページにも掲載されているWESEEKクレド一覧

ホームページにも掲載されているWESEEKクレド一覧

クレドの4番目にある「攻めの姿勢を忘れません」という言葉は合宿のちょっとした流行語になり、ことあるごとに「攻めの姿勢忘れてるんじゃない?」という煽りがチーム間で発生していました 笑


全員社長会議の後には全員で夕飯をいただき、焚き火をしたり温泉に入ったり。お酒を飲む人もいれば、ひたすら開発を進めている人も…。
明日の発表会に向けてラストスパートの時間です!

みんなで協力して夕飯の準備

みんなで協力して夕飯の準備

ボリュームたっぷりでおいしかったです

ボリュームたっぷりでおいしかったです

焚き火しながら作業をするBチーム いいですねえ〜

焚き火しながら作業をするBチーム いいですねえ〜

前半はここまで!

合宿の様子を写真多めでご紹介してきましたが、3日目の発表会についてご紹介するとかなり文章が長くなってしまったので・・・笑
前半部分は一旦ここまでとして、続きは次の記事でお届けします。

各チームの発表内容について詳しくご紹介しますのでお楽しみに!

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