ブレスト大会2022開催!【前編】

お久しぶりです。企画室インターンの塚田です!
暑さが続きますが、皆さん体調にはお変わりないでしょうか。熱中症に気をつけてくださいね。

WESEEKでは、そんな暑い夏に相応しい「一日中アツい議論をするイベント」、ブレスト大会2022を開催しました!今回の記事では、ブレスト大会の前半の様子をお伝えします。

ブレスト中の様子
写真を撮りにお邪魔したら、ピースしてくれました

ブレスト大会とは

ブレスト大会は、オフィス内でいくつかの会場に分かれて、1コマ70分のブレストを4つの時間帯に及んで行うイベントです。ブレストテーマは予め設定されていて、参加者は各時間帯で興味のあるコマを1つずつ選択します。一昨年、去年と続き、今年で3回目の開催になりました。

議論と言っても、真面目な話からお楽しみ要素の強い話まであるため、誰でも参加しやすいイベントです。

今回も、事前にWESEEKメンバーからブレストテーマを募集することに。今年は「プロジェクトの垣根を超えて話せる内容」という条件でテーマを考えて頂きました。
というのも、昨年は「GROWIの未来を考える」「Lunarの未来を考える」など、プロジェクトごとに今後を考えるテーマを多く扱ったため、あえてプロジェクト間の交流を促進できるテーマを取り上げることにしたのです。

また、4月にたくさんのインターン生が増えたので、インターン生向けのテーマもやりたいと考えて、最終的に決まった時間割がこちら!

ブレスト大会2022の時間割

なんだかインパクトのあるタイトルが多いですね。面白そうなブレストがたくさんあって、私もどのコマに参加するか迷ってしまいました。
しかし、ブレスト終了後には全てのコマの報告会が行われるので、参加できなかったコマの様子もバッチリ把握することができます。これは嬉しい!

今年のブレスト大会では、どんな議論が交わされたのでしょうか。それでは早速、当日の様子をお伝えします。

ブレスト大会の前半

前半(1,2時間目)に行われたブレストは、以下の7コマです。

  • ライフハック・自分のやる気が出ないタスクのこなし方
    人間なので仕事の種類で好き嫌いはあるはず。やる気が出ない時の仕事のこなし方をシェアしよう

  • 【野望】GROWI (GROWI.cloud) サクセスストーリー ~どこまで行く?~
    自社サービス「GROWI(GROWI.cloud) 」の野望を語って高め合う

  • インターンによるインターンのためのお悩み相談会
    インターン生同士で、お互いにお悩み相談をしながら親睦を深めよう!

  • しくじり先生 俺みたいになるな!!
    今までやってしまった失敗談と、その後の対策をシェアする会

  • 最近のクイズゲームってどうなの
    WESEEKが部活動で開発中のクイズゲーム「Lunar」で遊んでみる

  • 今だから教えられる、最速でインターン業務をこなすためのN箇条
    歴の深いインターン生が、歴が浅めのインターン生へノウハウを伝授する会

  • WESEEK崩壊シナリオ
    WESEEK崩壊という最悪のシナリオを想定して、そのシチュエーションや対策を練ってみる

前半には、技術やキャリアに関するコマがある後半に比べて、気軽に楽しめるコマが多く集まりました。
この中から、さらに3つのコマを厳選して、詳しいブレスト内容をお伝えしていきます!

1時間目 「ライフハック・自分のやる気が出ないタスクのこなし方」

ライフハック・自分のやる気が出ないタスクのこなし方

1時間目に行われたこのブレストは、今回のブレスト大会で最も参加者の多い、大人気コマでした!

…もしかして、皆さん実はやる気の出ない仕事が多いのでしょうか??

そんな疑問を抱きながら報告会を聞いていたのですが、意外と参加者の中には、「やる気が出ない仕事はない」「やる気に仕事のクオリティが左右されてはいけない」という考えの人が多くいました。

それでも、エネルギーが必要な仕事や腰が重い仕事は一定数あるわけで、その対策をシェアすることに。

  • タスクを取り掛かった後に得られるものを考えて、モチベーションを上げる
  • 着手順を変えて、やる気を保つ(やりたいこと → やりたくないこと or やりたくないこと → やりたいこと)
  • 締切ギリギリに着手することで、自分を追い込む
  • 何日も着手できなかったら、そのことを宣言して他の人に任せる
  • どうしてもモチベーションを見いだせない、かつ他に対応できる人がいないときは、心を無にして仕事する

など、それぞれが考える対策法を語り合いました。そんな中、WESEEKでエンジニア業務をする傍ら、他社のメンタルマネジメントをされている方が、専門的な知識を披露してくださったのです。

そもそも、やる気が出ない要因は①先入観 ②義務感 の大きく二つに分けられるそう。
「先入観」というのは、過去の経験によって、今着手する仕事に影響が出てしまうこと。例えば、幼い頃サッカーで怪我をして以来、サッカーに気が乗らないなど、皆さんにも覚えがありますよね。
しかし、これには驚きの解決方法が。

座禅を組むと、どんなつまらないことでも楽しく思えますよ。

というのも、他社のプログラムで座禅を実践したことがあり、座禅で悟りを得ると、例えば掃除やお味噌汁の具をかき混ぜるのでさえも楽しくなってしまうんだとか!
経験による先入観と仕事の内容は無関係で、切り離せるものだそうです。

もう一つの要因である「義務感」は、例えば趣味を仕事にすると辛く感じる場合があるのと同じで、やらなきゃいけないという意識が仕事にマイナスな影響を与えるとのこと。やる気を出すためには、義務感をとっていくことが大事というお話でした。

このようにいろいろな対策が上がった中、最も大事なのは「キツいときはひとまず相談する」ことだという話に。
自分にとっては大変でも、他の人にとっては違うかもしれない。1人で頑張るよりも、誰かに相談したら状況が好転するという意識が大切だよねという結論に至りました。

1時間目「インターンによるインターンのためのお悩み相談会」

1時間目のリフレッシュスペースでは、インターン生限定のコマを開催しました。
今年の春はたくさんのインターン生が入ってくださったのですが、インターン同士で交流する機会がなかなか取れなかったので、ブレスト大会で改めて時間を取ることに。
企画者として、この回は私・塚田が議長を務めました。

インターンによるインターンのためのお悩み相談会

プロジェクトの関係で、初めて話すという人もいたので、まずはアイスブレイクとしてサイコロ自己紹介を行いました!

これはサイコロの1~6の数字にテーマを設定しておき、出た目に合わせてトークするというものです。
入社時もウェルカムランチという歓迎会を開くのですが、その時に話しきれないことも多いので、参加者の皆さんの新たな一面を知ることができました。

交流を深めた後は、それぞれのお悩み相談タイムです。「1人暮らしで家にいるとやることがないんだけど、皆何してる?」と言ったラフなものから、「今後のキャリアどうするの?」「なんでWESEEKに応募したの?」というような少し真面目な話題まで語り合いました。
他にも、「(昨年みたいに)今年もインターン歓迎会やりたい」「資格手当が欲しい」「もはや会社に住みたい」などの要望も飛び出たので、企画室として実現できるように励もうと思います。

普段は接点が少ない人同士が集まるので、最初は盛り上がるか不安でしたが、皆さん明るくて話しやすい方ばかりで、非常に楽しい時間となりました!

2時間目「WESEEK崩壊シナリオ」

WESEEK崩壊シナリオ

インパクトの強いタイトルのこのコマ。議論は、「そもそも何を持って崩壊とみなすのか?」という定義の確認から始まりました。
取引先にトラブル発生、社員が引き抜かれる、社長死亡(!)など、それぞれが思う”崩壊”について話していたところ、代表の武井さんからこんな一言が。

社員が減ったらその分仕事の量を調整して対応するし、何かのプロジェクトでトラブルが発生しても、しばらくは会社が持つだけの貯蓄はある。
そう考えると「今月の給与が払えない」ほど追い込まれた状態が、一つの基準になるかもしれない。

この意見が出たことで、ほとんどの想定されるトラブルは、(間違いなく危機ではあるのですが)乗り越えられるものだとわかりました。
とはいえ「今月の給与が払えない」事態に対して、まだイメージがしづらいので、具体的な状況を挙げていくことに。最終的には、その状況それぞれに対して、予防策と対応策をまとめるという形で議論を終了しました。

ここで、このブレストの発案者で議長の大谷さんから、感想を頂きました。


大谷さんからのコメント
やってみてとりあえず思ったのは、「崩壊の条件はなんだろう」と考えた時に、結構会社の状況は良いから、ちょっとやそっとじゃ崩壊に至らないとわかって、強いなと思った。

人がある程度いなくなっても仕事量を調整すれば大丈夫。仕事が無くなってもしばらくは給料を支払い続けられる。仮にトラブルが起きて損害賠償を払う事態になっても、継続的な支出ではないので、何とかして一発の支払いに耐えれば直ちには死なないとか。

結論を考える時にも、「結局崩壊って一人一人違う像を持ってるんだよな」となったのが印象的。
例えば会社としてバリバリ稼げてても、WESEEKのアットホームさ的なものが失われればそれは崩壊だという人もいたし。そうはならないよう一人一人が日々働きかけていかなきゃねという意見が出て、たしかになと思った。


なるほど…会社の物理的な崩壊だけでなく、文化が失われることも崩壊に繋がるという考えに、私も納得しました。

まとめ

通常業務の中でも、チーム内で頻繁に会議を行いますが、ブレスト大会という場では「普段接点の少ない人たちでも同じテーマについて語り合う」ことができるので、とても新鮮で充実した時間を過ごせたなと思います。

エンジニアやマーケティング推進室のメンバーの、普段は聞けない意見や本音を知ることができて、企画室としても刺激を受けました!

次回のブログは、引き続きブレスト大会の【後編】をお届けします!
3,4時間目はどんなブレストが行われたのでしょうか。お楽しみに!